住まい手の顔が浮かぶ
木の建築をつくる
長く使われている建築は、
どこか住まい手と似ている気がします。
それは暮らしや仕事を快適にするために
工夫を重ねるうちに、
その人らしさがにじんでくるからだと思います。
生きた素材である木を使った建築はとくに、
手入れを重ねるほどに味わいが増して
住まい手になじみ、豊かな表情を見せます。
より暮らしやすくするためには、
何が必要なのか。
思い描く理想をかたちに導くのが、
私たちの仕事です。
長い時間をともに過ごすパートナーとして、
親しみを感じるような建築をつくること。
訪ねてきた人が思わず、
「あなたらしい家だね」とつぶやく。
そんな住まい手の顔が浮かぶ木の建築を、
お客様とともにつくっていきたいと思います。


私たちについて
私たちは、木の建築設計を得意としています。
季節の変化によって気温や湿度の変動が大きい日本では古くから、調湿作用のある木や土など、自然素材が建材として使われてきました。
風土や建物の歴史を受け継ぐ古民家再生に携わってきた経験から、新築でもリノベーションでも、時が経つほど人に馴染む素材の使い方を心がけています。
また住宅だけでなく、店舗のコンバージョン※など、元の建築の魅力を生かしながら、新たな役目に生まれ変わらせるサポートも行っています。まずは、理想の暮らしや働きかたについて、じっくり聞かせてください。一緒に考えながら、理想の家や店舗をつくりあげていきましょう。
※建物を解体や建て替えるのではなく、用途を変更して再生させる手法

重伝建地区にある設計事務所として
事務所を構えるのは、兵庫県西南部の西播磨地方に位置する、たつの市龍野町。江戸から昭和初期の伝統建築が良好な状態で残る風情ある町並みに惚れ込み、2006年に開業しました。
地域の景観を担ってきた築約130年の町家を改修した自社の事務所をはじめ、これまでさまざまな古民家再生に携わってきました。この町は、2019年重要伝統的建造物群保存地区に指定された地域でもあります。
古民家再生には、専門知識と技術が不可欠です。私たちはこれからも、熟練した技術を持つ職人のみなさんと協力しながら、改修でも新築でも、質の高い建築づくりを行っていきます。

伝統建築に学び、
みらいの暮らしをつくる
伝統的な技法でつくられた木造建築は、気候風土や文化に根ざしてつくられています。そこには、暮らしやすさや働きやすさ、世代をわたり住み継ぐための知恵が息づいています。長く土地に残る伝統建築には、そこで快適に暮らすヒントが詰まっているのです。
私たちは、先人の技術や精神に学びながら、現代的な暮らしやすさを取り入れた設計を行うことを大切にしています。
また、お施主様のみらいの暮らしも想像しながら建築設計を行うことで、長く住み続けていただき、その家が、いつしか町の風景の一部となることを願っています。


設計事例
お客様の想いやこだわりのつまった新築住宅や店舗、古民家再生、リノベーションなどの事例をご紹介します。
新築:店舗







古民家再生:住宅







新築:住宅









建築士紹介
代表/一級建築士
岸野 裕児 Kishino Yuji
1970年兵庫県たつの市生まれ。宝塚造形芸術大学卒業後、一級建築士事務所アトリエフォルムを経て、2006年に岸野建築設計工房を設立。二児の父。
- 一級建築士
- 兵庫県ヘリテージマネージャー
- 大阪府ヘリテージマネージャー
- ひょうごまちづくり専門家バンク
景観アドバイザー - 既存住宅状況調査技術者
- 応急危険度判定士
資格:
主任/一級建築士
渋谷 知子 Shibutani Tomoko
1984年兵庫県加古川市生まれ。京都府立大学大学院修了後、藤岡建築研究室を経て、 2018年より岸野建築設計工房所属。二児の母。
- 一級建築士
- 兵庫県ヘリテージマネージャー
資格:
会社概要
- 会社名
- 岸野建築設計工房
- 設立年
- 2006年
- 代表者
- 岸野 裕児
- 所在地
- 〒679-4177
兵庫県たつの市龍野町
下川原20-1番地
- 事業内容
- 建築の設計監理
(新築・改築・古民家再生など)
住宅・店舗・宿泊施設・福祉施設など